石渡雄次の『フリーランスの理学療法士は何を考えているのか?!』

フリーランスの理学療法士として日頃何を考えているのかを綴っていきたいと思います。

【起業・独立、副業するなら評価と検証を繰り返すこと】理学療法士 石渡雄次

こんにちは。

エスペランサ・メディカル・エンターテイメント(EME)代表、理学療法士の石渡です。

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はじめて、このブログを読む方はこちらからお願いします↓

【はじめに】 - 石渡雄次の起業・独立を考えている理学療法士、トレーナーに読んでほしいブログ


今回は起業・独立するための心構えというよりは重要な心得のお話をしていきたいと思います。

 

テーマは
【評価と検証を繰り返すこと】です。

 

《医学的根拠、エビデンス
医療でもよく耳にすると思います。
これは過去の功労者の経験の積み重ねを統計的に計算した結果の賜物です。

しかし、それは100パーセント絶対的にそうなる!ということではないということは医療従事者ではご存知であると思います。あくまでも成功率と効率を考えた時に妥当であるとされたものを割り出しているということになります。

起業・独立、副業をすすめていく際にも、絶対的な成功率はないとしてもなるべく良い成績をあげる、もしくは失敗のリスクを最小限に留めるため(リスクヘッジにその計算を繰り返していくことは重要な要素となります。

治療行為を行う際にエビデンスを完全に無視して全く沿わない治療をしたところで患者が良くなる可能性は低くなるということは想像がつくと思います。新しい治療テクニックにしても過去の医療人や誰かしらの経験は参考になっているはずです。何事に関しても先人達を尊敬する気持ちは忘れてはいけません。

では、どのようにして起業・独立、副業のエビデンスを高めていくのか?

これに関しては、様々なところから情報収集が可能です。

例えば、現在流行っている店、サロン、スタジオのホームページの作り方や見せ方の共通点を探すことです。しかもこれは医療業種などの縛り関係なくいろんなホームページを見てみると段々と共通したポイントというのが見えてきます。
(ex.毎日欠かさずにスタッフの可愛らしいブログやインスタを載せている。女性や子連れに優しいサービスがある。クーポン特典がある。など)

他には大企業の社長や誰もが知っている著名人が執筆した本を読んでみる。最終的にシンプルにまとめるとほとんどの人が言っている大事な言葉がある。
(ex.継続し続けることが大事。あったら良いなと思うことや困ってる人を助けるサービスを考えること。社員や仲間を大切にすること。など)

また、テレビを見ながら『この芸人さんやタレントさん、女優さんは何故こんなにも長い間芸能界という激戦の地で戦えているのか?』ということを考えながら言動、仕草、振る舞いを見ることで共通したポイントを見つけることも出来ます。
(ex.何か1つの特技に秀でている。イメージから想像がつかない特技を持ち合わせている。毒舌だけどその後の笑顔が可愛い。ワイプで抜かれた表情が上手。美味しそうに食べる。礼儀の正しさが垣間見える。など)

このように、普段行なっていることでも視点や思考を変えて見るだけでもそれは立派な蓄積されたデータとなります。

本来【評価と検証を繰り返すことで成功体験を繰り返していくこと】を生業としていた医療従事者にとってはイメージしやすいと思います。

ただ漠然と治療テクニックだけを武器に起業・独立する前に、ある程度エビデンスを考えた事業計画を立てて行くということが大事な要素であると言えます。